2015/08/27.Thu

井戸を掘れ (染付花クルス文豆角皿)

そろそろ秋の気圧配置かと思うこのごろである。
太平洋高気圧の威力が弱まると、なにか背後に取り憑かれたようになる
三毛庵なのであった。
(大げさなとお思いでしょうが、とにかく酸素が欲しい。。)
とはいえ、しばらくぶりにホット珈琲を淹れたり、
締め切ってエアコン、ではなく、窓を開け放って夜風を入れたり、
それからお風呂にもちょっとゆっくり浸かったり、と
夏を惜しみつつも、秋の到来を味わうのにももちろん余念がない。
(ほんとうのところ、ぐうたらしている場合ぢゃないのだけれど、
お昼寝とか、無駄っぽいことって実は大事だとおもうので、
ぐうたらもよしとする。)

IMG_0014.jpg
(一辺5.5cm)

こういうのは花クルスというのかな、どういう由緒の文様なのだろう。
「伊万里だとは思うけれど、確かめたほうがいい?」そう聞かれた。
三毛庵ものを手に入れるときはできるだけの情報を入手しようと、
つい「これは伊万里?」とか聞いてしまうのである。
別に伊万里がいいとか悪いとか、そういうのんではない。
ま、意中の人の氏素性を確かめんとするのと同じ心理かな。
相手を知ることによって、自分のこころを深く知ることができるような、
そういう気がするのん。
でも、なかなか、そのときそれにどうして惹かれたのかを
意識化するのはむつかしいものである。
結局のところ、ものを眺めては「不思議だなぁ」とぼんやりするのである。

IMG_0013.jpg

ばらでも売ってくれる、とは言ってくれたけれど、
結局自分がばらす張本人になる勇気はなく、
いっぱい並べて悦に入っている。
ときおり、こんなに買い散らかさず、もっとひとつのものを大事にするほうが
正しい姿勢か?などと考えてみたりもするけれど、
買わなければ「知る」ことなどできないので、
三毛庵は知ることに身銭を切るのは投資だと信じることにした。
井戸を掘らない者には分かりようもないことであるけれど。。

さて三毛庵、秋の訪れで至って調子が悪いのに、
毎日絵と本とにらめっこで必死である。
先日手に入れた絵をずーっと見張っている。
見張っていれば、絵はいつか自白するはず、という勢いである。
でも絵は何も語ってはくれず、
三毛庵には、「なぜ絵を買うのか」という永遠の謎が残るのである。

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