2016/03/18.Fri

万が一にも (織部羽根突文油皿)

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油皿を買った。
無駄に長い骨董生活の中で初めてのお買いものである。
骨董とか民芸の世界では1ジャンルを築くものであるので
今まで出会いがなかったのも不思議であるが。。

白洲正子さんの四角い菊文の織部、あんなんが世に転がっていれば
飛びつくであろうが、そのようなことなどある訳もなく今日に至る。
とはいえ、ぱくっと食いついちゃったのねぇ、、これには。
見たところ油染みでジミィな様子だけれど(油臭はない)、
何故か目が離せなくなるよな存在感を放ってた。
でも一級品ばかりに囲まれて、ほかに目を留める人はいないようだ。

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ところで、白洲正子さんの油皿、あれって小さいものだった。
改めてみると16.2cm四方、江戸後期のいわゆる瀬戸の行燈皿よりずっと小さい。
すごく大きく見えるのはのびのびとした絵付けのせいかな。
この油皿も13.7cmと小さいのは、時代のせいであろうか。
三毛庵が白洲さんの油皿を持っても背伸びというものだが、
この縁起よしなお皿は、こっそりと可愛く、身の丈に合う気がするのである。
(実のところ入手にはそれなりの背伸びをしたのであるが(笑))
羽根つきの歴史は室町まで遡るそうである。
さっと描いているようで切れ味よい絵付け、こういうのんは時代の空気と思ふ。
三毛庵的にはこれも「万が一」なものだと思っているのだが。。

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ボロっちいけどめちゃ美味しそうな裏も激写してみた。
ナデナデするとしっとりとしてすっかり満たされる三毛庵である。
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