2016/03/19.Sat

原風景 (印判手道中・田植文小皿)

気持ちはあってもからだがついてこない春の三毛庵、
他にできることもなくブログを書いているのであった。。

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図変りの印判、ぬめっとしたような質感が気になったもの。
図柄は旅人や飛脚などぐるっと道中の図。

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平素はこういう分かりやすいのんを買うことが多いのであるが。
こちら@の色違いをついつい連れ帰ってしまった。。)

IMG_0979.jpg

ちっちゃくお気に入りポイント、真ん中に田植え図が♪

北の地に住んでいたころ、牧場とか丘いっぱいに広がる畑とかを眺めつつ、
やがて道央のほうに出てそれが田んぼに変わるとちょっと詰まらなかった。
開拓地の田んぼというのは、区画が整理されてまるで団地みたいなのと、
からっとした気候には似合わないような気がしたからだ。
(道央の方には申し訳ないが、道東で育ったせいかそう感じるのである。)
でも関西に来て湿潤な気候に田んぼの拡がる里の風景に馴染むと、
そんな筈はないのに、それが原風景であるかのように感じるから不思議である。

という訳で、何故か大正辺りの農村風景の画などに萌える三毛庵、
のんちゃんが見つけた小品に、「ほ、ほしい。。」
名前を聞いて、「しまった、ま、またか!」と動揺した。
たぶん三毛庵この画家すきなんだろうなぁ、気づかず買おうとしたの二度目だもの。
そういう意味では嬉しいんだけど、「あぁオカイドクにはならないのね。。」
そう気づく瞬間でもある。でもまぁ結局、なんとか手を尽くす訳なのだが。
きっとこの人の画風が好きとかそういう簡単なことではなくて、
100年前のこの画をみていて、何かこころに届くものがあるのだと思う。
(何となく照れるので画家の名前は言わない。。)

今日は絵についていろいろ思うことが多い。
冬になる前、上野山清貢の小品を手に入れた。
北海道生まれのこの画家が好きかどうかはよく分からないが、
三毛庵にとっては(ほんとうの)原風景的な画題であったからか
ふと連れ帰ろうと思ったのだ。
懐かしいような心持ちで眺めたが、あることがあり、
それがどうにもこの絵と繋がってしまって、そしてそのまま仕舞い込んだ。
数日前、何故かこの絵を見たい気持ちになって、思い立って引っ張り出していた。
もう嫌な気持ちは無くなって、見るとやっぱり懐かしい絵だった。
そう思っていた今日、その、こころの隅に小さな棘のように刺さっていたことが
解消していたことを知った。
おかしなものだなぁ、と思ったので書き留めている次第である。







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