2016/04/04.Mon

チビアート、そしてダンゴ (古伊万里染付吹墨糸巻型豆皿)

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なんだその汚れは、、とのんちゃんは言った。
へんなの、とは思ったのん。
この糸巻型の古伊万里はわりにあるものだけど、だいたいは紙刷印判である。
これってまさかの吹墨だったりするのだろうか?
お色も呉須というよりほぼ墨色で、見た感じ「失敗作」。
とはいえ江戸中期のものである、ふだん気軽には手に入れられない。
だからまぁつまるところ、お試し価格だったのだ、これ。。
思ったよりもお安いと、買ってみてどういうものかを実感できるチャンスである。
(欲にまみれているような気もしなくはないが、買ってみることは大事である。)

IMG_1072.jpg
(長径8cm)

さて、連れ帰ってみると、意外やなんだかよい。
手捻りみたいなむっちりしたお尻の造形、ヘタレな発色の吹墨、
灰白色の磁土と薄青緑を帯びた釉薬の質感、、
こういうのんって、雑多な市中ではただの「出来損ない」でも、
現代アートのギャラリーなんぞにぽつんと置いたら、
いたく前衛的であったりはせぬだろうか。
観念的なことがよく分からない三毛庵であるので、現代アートは
分からないものが多いのだが、こういうのんがアートだったら、
なんだか至極ナットクしそうな気がする。
(つまりは「もの」として唸らせられるものがある、というところが重要である。)

いったい、、お江戸のお方は何を思ってこれを作ったのですかねぇ。。
お家でチビアートを鑑賞する、の三毛庵であった。

おまけ。。

IMG_1082.jpg

美味しそうなお皿、、ぢゃなくて団子!!

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