2016/06/02.Thu

喫茶去 (染付格子文広東形猪口)

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あ、この力の入ってない感じ!
ざっくりとラフなシマシマ、見つけてうれしくなった。

麦藁手などは素敵だなぁ、とは思うけど今や高嶺の花、
なんとなくあまのじゃくで手を出す気になれない。
でもこの木綿の格子の布みたいのんは、あんまり見かけない。
(広東形の一種なのだろうか?
伊万里系かもしれないけれど、きっと明治以降のものなのだろう。)
見かけない、っていうのは市場形成されないということなのか、
競争率も低いようで、幸い誰も目に留めていない♪

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問題は・・・5つ並んでいたことである。うーむセットものか。。
確かに沢山あるといっそう可愛いが、セットなんか買えるのか?
だいたいまたいっぱいになるぢゃないか。
・・・そのようなときに限り、ふるものの神様は大盤振る舞いされるのである。
江戸のそば猪口だったら、安物1コしか買えませぬ、、それが5コって

お気に召したものがいとも易々と手に入り、
一夜明けたら石ころに戻ってるんじゃなかろうかと
疑いの目を向ける三毛庵である。

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(径6.5 × 高さ6cm前後)

でもやっぱり、いっぱいあってうれしいのは、
大きさがまちまちだったり、格子もみんな違ったり、
ほんのり赤みの差すものや、フリモノのあるものと、
並べると磁器のくせにプリミティヴな匂いを放つところである。
(まぁ、ひとには「雑」に見えるだけかもしれないが。。)

容量50cc、お酒を飲んでもいいのかもしれないけれど、
三毛庵密かに、これには鄙の釜炒り茶なんぞがよいぞ、と狙っている。
しっかりめに出した冷茶もきっとよろしかろう。

山奥の庵で、「喫茶去」などと扁額を掲げ、茶をもてなすの図を妄想する。
うーむ、客は狸や狐の類やも知れぬ。。
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