2016/06/04.Sat

水無月の宵 (江戸硝子輪線向付)

あぁ、週末までの長い道程。。
ようやく安堵の金曜日である。

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今日は何か装飾もない、平らかなものを、と。

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江戸硝子の向付。
江戸期のものかは知らないけれど、
ずっしり持ち重りのする鉛ガラスである。

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アイスクリームを盛ると涼やかな、初夏の景色。
ひとつしかないのが残念。

さて、三毛庵怒濤の一週間であった。
絵をね、手に入れたのです、ようやっと。。
5年ほど前、とある図録で見かけて、何か特別な親しみを覚えたもの。
問い合わせると、実はその絵はずいぶん過去に売れたものだが、
今は所在が分からなくなっている、という。
縁がなかったのだと思ったけれど、密かにちいさなまじないを掛けた、
今度出てくるときはチャンスのしっぽを掴ませてね、と。
そういうまじないというもの、一度野に放たれると
本人も忘れているふうなものであるが、あるときふっと帰ってくる。
チャンスのしっぽをちらりと見せながら・・・。
たまたまね、ネットで見たのです、それを。
でもお店は遠方で、ちょうどお休み、そもそもまだあるのかさえ分からない。
いや、あったところで手が届くのか。
まずは、コンタクトが取れるまでの長い長い?時間。。
そんなときは、悲観もせずに普通に暮らさないといけないのである、
まじないを解かぬために・・・。
さて、チャンスのしっぽは、、手を伸ばしたら届いたのであった!!
まだ売れてなく、なんとかやりくりもつく!
そこからまた三毛庵、まじないが解けぬよう、
ますます平静を装って暮らさねばならなかった。
お付き合いのないお店だけれど、実は化かされてはいないよな、とか
輸送途中船は沈没しないよな(海は渡ってないケド)とか、
宅配の人がコケておじゃんにならないよな、とか
凡そあり得ないマイナス思考を追い出して、
やったぜこっちのものだぜ!などというぬか喜びもせず、
ご縁が途切れぬよう、ただただ普通に暮らすのにひと苦労なのであった。

三毛庵の小さな祈りはふるものの神様に通じ、
絵は何事もなく平然とやってきた。
水無月の宵、その絵を眺めてぼんやりしている、
まるでずっと前から、そう暮らしていたかのように。
(それにしても、実物を見ずしてこの絵を買うことについては、
なんの疑いの気持ちも抱かなかったのはフシギなことである。)







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