2016/06/05.Sun

いつかの庭 (小さな土器)

昨夜から今朝にかけて雨が降り、今は晴れ間も見えている、梅雨入り。
そこここで、ヤマボウシの木には白い花が咲き、アナベルや
柏葉アジサイが咲いている。6月は白い花のイメージ。
無くなってしまった家の庭にはドクダミが咲いていた。
はびこるところ、触れると臭いところが可愛げのない花だが、
摘んで眺めると、自然が作る形の無駄のない美しさに驚く。
選び抜かれた線で描かれたデッサンを見るときのように。

IMG_1225.jpg

小さな土器を買った。
他愛のないものだけれど、そういう庭の隅っこの花などを
摘んで入れたいと思ったのだ。
庭は失われて、それが叶うのはいつのことやら分からないけれど。

IMG_1226.jpg

庭の花は、後の生育も考えてなかなか根元からは切れない。
なので花屋さんの花を生けるような花瓶では大きすぎる。
それに自由に育った花は、人工的な匂いのする花器を喜ばない。
そういうことも、骨董に近づいた理由だったと思う。

IMG_1227.jpg

そんなことを思い出しながら、残した鉢植えに生えた蓼を入れてみたりもした。

川上がりの須恵器とか言ってたような気もするけど、土師器?
漏れないけれど、じんわり滲みる。

IMG_1228.jpg
(径7cm)

いつか庭の花を、と思って眺める時間も悪くない。
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