2016/06/14.Tue

小さいおうちのこと (染付つぼつぼ文豆皿)

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あまたの立派な骨董類を押しのけて、貰ってくださいな、
と骨董屋さんの隅っこから三毛庵に訴える、つぼつぼの豆皿であった。
どういうものかはちょっと分からないが、これ@に似ている。

鬼おかきのようにひびの入った釉薬、

IMG_1240.jpg

裏はビスケットの生地のよう、と例えが食べ物になるのは
どういうわけか?
ちょうど二つの売れ残りであったので、箸休めにでも、、と。
こんなものが卓上にあったら和むだろうなぁ、と思うものである。

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そのようにして、何とはなく連れ帰ったものたちを
小さな骨董屋さんのように並べては悦に入る三毛庵であるが、
そういうときふと、映画「小さいおうち」のことを思い出す。
小さくて凝ったつくりのおうちを建てて、素敵な器を愉しんだり
していた奥様のこと、
奥様もだんな様もおうちも、空襲で一夜でなくなったこと。
(物語は浮気をする奥様とそれを止めたかったお手伝いさんの
ことを中心に描かれているのだが。)
奥様も旦那様もみんな、始まった戦争を遠くのことのように思っていて、
そのうちあれよあれよという間になにもかも無くなってしまった、
戦争ってそうやって気づかないうちにやってくるんだって恐ろしかった。

当たり前のことだけど、戦争がいつ終わったかは知りえても、
いつ始まるのかは誰も知りえない。
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