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2019/08/20.Tue

写実とキンタロー追記 (伊万里染付貝藻文小皿、河骨文小皿)

先日は貝藻文の猪口だったけど、今日は貝藻文の小皿である。

IMG_5774.jpg

えっ、どこが?などと仰らないで下され。貝藻文なのである、きっと(笑)。
のんちゃんには「栗?」と言われ、そういえば杉葉を敷いた栗に見える。。
昔の人はこれを素直に貝藻文と見て取れたのかは謎であるが、
このような感性には200年経ても共感できる三毛庵である。

IMG_5773.jpg

実際のところ、もうこれ以上小皿が必要なはずなどないのだが、
このようなお江戸の人への尊敬の念と、売主がものをだいじに扱う様への敬意にかこつけて
ついつい連れ帰ってしまうのである。

IMG_5775.jpg

こちらは河骨(コウホネ)の図である、たぶん。
子供っぽい描き方だけど共感できる。
(だいたい、現代は画像というものがあるせいで、ものの姿をあまりに忠実に写しすぎる。
いや、そのことが悪いのではなく、その形は自分で見て解釈して描いたものですか?
と思うようなステレオタイプの絵が多すぎることに馴染めないのだ。
形というものについての理解を画像に任せてしまって面白いのであろうか?)

実はウチにも河骨がある。キンタロー@の甕に入れているのだ。
キンタローが暑くないように、少ししか日が当たらないので
花が咲く様子はなく、水上の葉っぱが古くなって倒れるとキンタローの餌になり、
水中の葉っぱはキンタローの遊び場所になっている。
かくもありがたき河骨様であるので、三毛庵はこのお皿を見逃すはずはないのだ。
かくしてまたも小皿が殖えるのであるが、これを描いたお方は果たして河骨様にどのような心情を抱かれていたのであろうか。

追記:
キンタローはどうやらオランダ獅子頭の末裔らしい。
勝手に琉金と思い込んでいたのは、売っていた水槽に琉金らしきものがいっぱいいたせいだ。
後で見るとMixとあって、つまりは撥ねられた雑魚なのであろう。
小さいときから頭が少しふわふわしていると思っていたら、かすかに肉瘤らしくなってきた。
人懐っこいというか厚かましい性格と意外に丈夫そうなのはオランダの性質らしい。
それから愛嬌のある、尖っていないちょっとハコフグみたいな顔もオランダっぽい。
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