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2020/05/02.Sat

令和二年皐月 (トルコ?の古いタイル)

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令和の時代も早1年が廻った。
今になって思えば、よくぞあのタイミングでの譲位であったものである。

ハイブリッド・ルゴサの『ローテス・フェノメン』が咲いた。
去年新苗を手に入れて、1年育てた。
ハイブリッド・ルゴサはハマナスの園芸種で、ハマナスは皇后様の御印である。
バラの原種の一つで、北海道では恐ろしく立派に育つ。
確か南限は鳥取の白兎海岸ではなかったろうか。
つまりはあまり耐暑性はないのであるが、
耐暑性や返り咲き性に優れ、それからなんとか家庭でも育てられるほど
コンパクトな園芸種が作られているのがうれしい。
『ローテス・フェノメン』は『ベイシーズ・パープル・ローズ』という、
これまたお好みなルゴサの交配と知り、なるほどなぁ、と納得する。
ルゴサ交配はふっくらとして青々とした葉っぱが美しく、
花の咲き方も情緒があって、庭の風景によく溶け込む感じ。

外交官時代のすぐ後の雅子様とハマナスの野趣というのは実はそれほど
ピンとくる印象ではなかったように思い出すのであるが、
いろいろなご苦労(というのは失礼に当たるかもしれないが)を背負われた後の、
今の皇后様はお若い時よりいっそうお美しく、
ほんとうに辺りにハマナスが花開いていそうである。
令和二年皐月の頃。

今日は思い立って、庭でパソコンを開いている。
今年は、ずっと、風が強いように思う。
ここ数日は気温が上がったけれど、それまでは風が強いので寒く感じられたほどだ。
このような春はしばらくはなかったように思うのは私だけなのかな?

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このような日々であるので、目新しいものもないのであるが、
タイル(レンガ?)のお花。連れ帰って以来、ちょこっと玄関に飾っている。

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一片を額装にしていて、その額も古びている。
トルコのタイル、とのことであったが、真偽は不明。
結構な時代感はあり、あんがい昔に持ち込まれたものかもしれぬ。
異国のものの中では素朴で優しい文様であるように思う。
(異国というのがまた遠い時代に入りつつある。)

雑多なものの混じる箱の中からいただいてきたのであるが、
ちょこちょこと半端なりに面白いものがあり、
あれやこれやと話をした後、いくつかのものを頂戴して別れた。
そのときに、思いがけず豆皿を一つ、追いかけてきて手渡してくれた。

また会えるかどうかも分からない、そのような日々であるというのが真実だから、
あのご主人のように、その日その時に出会いを喜び合う、そういうことが大切なのだと思う。

庭の緑を少し。
球根草の春が過ぎ、薔薇がピークを迎える前のひととき、
緑萌え出ずる庭。

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