2006/10/11.Wed

神坂雪佳展へ

今日は昨夜からの雨が上がらず、庭仕事ができないので展覧会に行く。
京都高島屋の『神坂雪佳展』。
明治から昭和にかけて活躍した、京都出身の琳派の画家の展覧会だ。
掛け軸や障壁画などの日本画の他に、琳派らしく陶磁器や漆器などの工芸品も手がけていて
見応えがあった。
琳派に限ることではないのだけれど、私が日本の美術に惹かれるのは、
そこに描かれる動植物などの自然だ。
日本の美術に描かれる自然は、神々しい圧倒的な存在というよりもむしろ、
それと関わる人間の視線を感じさせるものであることが多い。
そしてそれは、紅葉といえば竜田川、かきつばたといえば八つ橋というような、
日本人の歴史を連綿と綴っている存在だ。
そんなわけで、今日は例えば秋草の画を眺めながら、画家になって、
あるいはいにしえの人になって庭を歩いているようなこころもちがした。
あれは女郎花、むこうは薄、こちらは桔梗と数えながら、虫の声を聞きつつ庭を巡る私。
うちの庭もこんな風だったらいいな、などと考える。
うちの庭が整然としないのは、私のデザイン力の問題ではあるけれども、
秋草の生い茂るような庭に身を置きたい、というこころのありようでもあると思う。
どういえばいいのかな、『間』・・・じゃなくて、『隙間』のある空間。
茶庭の精神にも近いのかもしれないけど、たぶんもっと垢抜けない感じ。
田舎の農家の庭先のような、雑然と、豊かな空間。
そんなことを思い浮かべながら、庭のように展覧会を巡った。

高島屋の地下でのんちゃんへのお土産を探していたら、あの出町ふたばの豆餅をみつける。
ここでも買えるんだ~と感動しつつ、家の人の分と4個購入。
学生時代、京都にいた頃も買ったっけ・・・。
塩味の効いた赤エンドウ、甘すぎない餡、つきたてのおもちに大満足。
お茶は同じく京都は柳桜園のかりがね焙じ茶、『香悦』で。
それからついつい鯖寿司も半折れ買ってしまった。
どこからかこの間も鯖食べただろう、という声が聞えてきそうだけど、
もしかして今鯖がマイブームなのか・・・。
京都の下宿で、お祭りのときに大家さんからいただいた、なつかしい味。
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<記録>
・就寝0:30/起床10:00/仮眠17:30~20:00(ちょっと疲れた)
・朝食:トースト、コーヒー、キウイとバナナとヨーグルト
 昼食:牛のほほ肉と茄子のカレー
 夕食:鯖寿司、カレイの干物、野菜と海草サラダ、大根菜のお浸し、焼茄子

ぱっと明るいタカクマホトトギス/愛らしい桜タデ/地味な?シモバシラ
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咲き乱れたコルチカム/山形でもらってきたそばの実から/ブルームーン咲いた
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日記 | Comments(7) | Trackback(0)
Comment
>庭のように展覧会を巡った
粋ですねぇ~。
なるほど、日本の美術には身近な自然が描かれているんですね。
私は芸術に関しては全くの素人ですが、ミケアさんの言いたいことなんとなく分かります。

この豆餅は見るからに美味しそう。来月京都に行く予定なので、これは要チェック!
ミケアさんは学生時代京都で過ごされたのですね。京都情報、また紹介してくださいね^^。
豆餅、お豆たっぷりですね~、ボリュームありそうです(^^)
雨の中の展覧会も、雨の日を楽しむことができていいですね。
ミケアさんを見習って、towaもどこか行ってみようかなぁ。
ブルームーン、優しい色ですね♪隣のくまさんもカワイイです。
お茶も豆餅もとっても美味しそう~。
私、豆餅大好物なので、食べたくなってしまいました。
私も芸術には疎いですが、『間』?というのは
なんとなく分かります。
大学の頃(だいぶ昔ですが)裏千家のサークルに入っていたので、
茶室に入るとその『間』の大切さを感じたのを思い出しました。
豆餅美味しそう!!
マメがたくさん入ってて食べ応えがありそうですね。

ブルームーンがキレイです。
展覧会、私もどのくらい行ってないんだろう。
病院が上野の近くなんで、よく上野の美術館ですごい展覧会をいつもやってるのを知るのだけど、なかなか一人で入る余裕がまだなくて。
あの閉ざされた空間がちょっと苦手かな。
世界の有名美術館の展覧会もあったりするんです。
だから、画とかは見に行きたいんです。
タイムスリップしたような、異次元空間にきたようなそんな感じが好き。
豆餅おいしそうですね。

マメもちおいしそうですね~
京都に住んでいたこともあるんですね!
風流な町ですよね
サラリさんへ

今度京都に行かれるのですか♪
豆もちおいしいですよ~。
お店自体は京阪出町柳駅近くの商店街にあります。
京都は美味しいお菓子が沢山ありますが、これは気取らなくっていいです。
でもその日のうちに食べないと硬くなっちゃいます。

towaさんへ

近頃は多少からだがしんどくっても意欲は結構あったりするんですよ~。
ブルームーン咲きかけの巻き巻きの状態もいいですが、ぼわっと開いてきたときの
ゆったりした感じも大好きです。

あきぞうさんへ

あきぞうさんはお茶をされていたのですか、いいなあ~。
実は習ってみたいんですけど、今までは自分の体調から躊躇してたんですよね。
今は庭仕事とか忙しくてなかなか決断できないです。
京都に行かれたら是非ふたばの豆もちご賞味ください♪

ころれれさんへ

豆もち、お豆の塩味がいいですよ~。
ブルームーンはばらの中でも名花といわれているものの一つなんですよ。
ほんとうに誰が見てもいいと思いますよね。

かのんさんへ

展覧会、少し前までは観ても何も感じられないことが多かったんですよね。
すぐ疲れてしまったし・・・。
そういうことに自然に関心が向くようになったのって、ほんとうにうれしいです。
展覧会見た後でも豆もちなんかを物色する元気があるわけですし・笑。

にゃんたろうさんへ

マメもち、なんというか体が喜ぶおいしさですよ!
京都は学生時代の思い出がいっぱいです。


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