2005/11/22.Tue

色絵牡丹獅子文角香炉

日本人は箱に魂が宿ると考えた、というのは何で読んだのでしょうか。
私もその端くれなのか、箱が好きです。
このちょっと汚れた陶器の筥(はこ)は、蓋が透かしになっていて、香炉だと思われます。
(汚れているのは色絵以外の部分が、白泥というのか、素焼きになっているためです。)
色絵の部分はいわゆる、「牡丹獅子」の文様です。
なかなか不思議な味わいのある筥なのですが、どこのものなのかが判然としません。
銘も何もありませんが、こういうものはおそらく京焼だと思うのですが・・・。
右下に、江戸時代の京焼の陶工、青木木米の煎茶道具の写真をつけてみました。
なんとなく同時代的な共通点を感じます。
誰が見ても美しい、というようなものではないかもしれませんが、
私はこの筥が手元にあるということがとてもうれしくて楽しいのです。
もしかすると、私の魂は既にこの筥の中に捕らえられてしまったのかもしれません。

<江戸時代後期 京焼 長径7.0×高さ5.4(cm)>
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ものたち | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
ミケアさん、こんばんわ。素敵な筥ですね。
香炉だとしたら、とても面白いと思います。
やはり、土は京焼の感じを受けますね。
とても味わいがあって、楽しめそうです。
いいものをお持ちです。
また、お邪魔しますね。
わぁ、雨里さん、こんばんわ。お忙しいところお越し下さってありがとうございます。
これを「味わいがある」といって下さるとは、とてもうれしいです。
私のお気に入りのひとつなんですよ(レベルが知れるなぁ)。
なかなか躍動感があって可愛いお獅子さんです。

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