2010/06/08.Tue

だってスキだから(イギリスのかきあげ手ガラス花瓶)

blog 5802
イギリスから連れ帰られたという、華やかな朱赤のラインの入った花瓶です。
花瓶といいましたが、瓶のような細くて注ぎ口のついた口になっていて水差しの様でもあり・・・
でも、ぽってりとろりととても重いガラスなのでやはり花瓶でしょうか。

素直に綺麗に思えて見つめていると意外に和の生活に溶け込みそうな気配で、
「ちょっと使ってみたいなぁ。」と想像が膨らんでくる、いいシグナル。
口が細いのも2,3本の花を挿すぐらいの私にとってはもってこいです。

売り手の弁によると、この様な色ガラスでラインを入れてから一部表面を引っ掻いて波状文に
したものを「かきあげ手」と言って、日本の大正時代の氷コップなどでも使われた手法だそうです。
(こちらは時代的にはせいぜい4,50年ぐらい前のものではないか、とのことですが・・・。)
花を入れようと水を入れてみると裏側の模様も映ってきれいです。

ひとまず庭に咲いていた梅花ウツギを切ってきましたが、白い花と明るい緑の葉っぱが
なかなか映えるスグレモノです。
(↓黒っぽい机に置くと模様がよく分かるけど、一寸派手目に見えてしまいますね。)
意外な色合わせの花も入れてみたいような、案外包容力のありそうな気配。。。
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とまあ、結構なお気に入りな訳ですが、これも例によって「秘蔵のガラクタ」シリーズで(笑)。
可哀想に赤札がついていたのでほいほい連れ帰ったのですが、どうもお店のご主人はこれをとても
評価していたらしく、赤札をつけてしまった奥さんと揉め事になっていたようで(汗)。
でもご主人、私のようなものずきはそんなにはいないと思いますよ、きっと!!

近頃、人様の評価の高い骨董に逆上することが減りつつあり(懐加減のせいかもしれないけど・笑)、
まぁとりあえず、自分が「すき」と感じることに重きを置いた結果、こんなことになっているのだけど、
そういうものたちを眺めて自分のスケールのちっささに笑ってしまいながらも、
でもなんだか楽しい気分です。
だって骨董って、美を論じるものじゃなく、結局は「すき」という欲望渦巻く世界ですからね。

願わくば集まってきたものたちががささやかなりに「わたし」というひとつ筋が通ったもの
でありますように。。。
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ものたち | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
素敵!
この花瓶、とっても素敵です!
花瓶の形といい、赤いラインの入り方といい、好みのタイプです♪
アジサイなんかも映えるんじゃないでしょうか……
想像力をかき立ててくれますね(*^_^*)
towaさんへ
おぉたわわなアジサイ、いいかもしれませんねぇ♪
華奢じゃなくてどっしりしているから、
かしこまらずに使えそうです。
towaさんにも素敵といっていただけてうれしいです~。
なんかきれいなビー玉みたいに「ガラス」感!?があって
実物はホントにきれいですよ♪


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