2005/12/03.Sat

御深井の豆皿

やきものが好きであれこれ見て回ると、知らぬ間に小皿豆皿の類が集まってきます。
集めているという自覚はないのですが、昔からこういう小さいものの世界が好きなので、
ついつい増えてしまうのです。
買いたいものがなかったけれど今日の記念に、とか、○○焼の参考資料に、とか、
理由は様々ですが、そういう「ついで」の感覚なので、奮発した品は限られています。
このお皿たちも、ふとした拍子にポケットマネーで求めたものばかりで、珍しくもないのですが、
なんとなく好きなものたちです。

輪花(ふちがひらひらになった)の豆皿は、御深井の小皿として最もよく流通するものです。
少しも珍しくはないのですが、癇入の入ったモスグリーンのガラス質の釉薬が
少し潤んだ感じで、手に取っているとつい、見入ってしまいます。
隅入りの四角のお皿は、裏が碁笥底になっており、土見せが大きいのが特徴です。
ハート型は、昔は何の形でしょう、葵の葉っぱか何かでしょうか。三足なのが面白いです。
三つともおそらく美濃の御深井だと思います。
画像が上手に取れなくて、質感がいまいち伝わらないのが残念ですが。。。

御深井(おふけ)焼は、元々は尾張徳川家のお庭焼、御深井窯で焼いたやきものを
指すそうですが、一般には近世の瀬戸・美濃における灰釉の陶器を表すようです。
画像のように、施釉しただけのものも多いですが、中には鉄釉や呉須で絵付けされたもの、
また印判や刷り絵の手法を用いたものなどもあります。

江戸時代 輪花(直径7.2cm)、角(一辺7.7cm)、ハート(長径8.0cm)

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ものたち | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
焼き物って、奥が深いですよね。
私も、骨董などの高価なものではないのですが、
陶器が大好きです。
見ると、すぐに欲しくなってしまいます。
以前、陶器市でお皿をたくさん買い集めたら、
お店の方に、「それ、みんな同じデザイナーさんのものですよ」
って言われました。
自分が好きなものって、やっぱり似たようなものが
集まっちゃうんですね。
見れば見るほど、見とれてしまう。
そんなミケアさんの気持ち、わかる気がします。
いつも訪問と書き込み、ありがとう♪
いつも読ませてもらってるんだけど、
最近忙しかったりしてなかなか返事書く気力がなかったりして、、、ごめんね~m(._.)m

ハートの形のお皿ってあるんだね~☆"
かわいい♪
いいですね、御深井。
このさりげないところがいい。
私も、好きですよ。とっても。
ハートの形ははじめて見ましたが、
やっぱり葵でしょうね。
楽しめる、にくめないお皿達です。(*^_^*)
かのんさんへ

かのんさんも、陶器お好きなんですね。
>自分が好きなものって、やっぱり似たようなものが集まっちゃうんですね。
そうなんですよね~。なんとなく、傾向が現れてしまいます。
私もあちこちの陶器市に出掛けたりするんですよ。
でも食器類よりも、お茶の時間に使うものが多いかな。
元気なときはお気に入りの器でお茶をいただいてます。


Appleさんへ

お返事は全然気になさらないでくださいね。
そうそう、やっと図書館でレスピーギ借りられました。
これからゆっくり聴いてみようと思っているところです♪

雨里さんへ

雨里さんも御深井お好きですか、うれしいなあ。
そう、「さりげないところ」が、やきもの好きの心を掴むんですよね。
知人の骨董屋さんに、がらくた沢山買って無駄遣いするよりも、
そろそろいいものを少し、にしては?と、言われるのですが、
こういう小さい世界にどうも弱いんですよ・・・私。

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