2010/11/04.Thu

持って帰りたくなる(「油絵の大阪」展)

11月3日文化の日、何故か心斎橋から北浜経由で梅田までてくてく・・・

お昼はそばめしを食す。
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北浜では・・・銅座跡(今は幼稚園)、適塾・・緒方洪庵先生。
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見えてきたのは中央公会堂・・・。
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さて、この日心斎橋に行ったのは・・・。
「油絵の大阪」展(~11月7日 大阪市近代美術館 心斎橋展示室)。
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さぁて、何か書こうと思いましたが、残念なことに出展リストもなかったのね~。
ということで、パンフと記憶を頼りに。。。
パンフを飾る山内愚僊の「朝妻舟」、ひたひたとした水辺の雰囲気の漂う不思議な絵。
なんと1897年の絵なのですね。
少し下って大正期に入り目に付いたのは、青木大乗(宏峰)の静物と裸婦。
裸婦はまるで陶器のようにあたたかく吸い付くような肌。
そういえば学校で絵には適切に眺める距離というものがある、というようなことを
言われた気もします。。。確かに構図の問題などはそうかな、とは思いますが、
こういう温かな質感を愉しんだりするには、やっぱり近寄れるぎりぎりのところで
まじまじと見る、というのも必要ですよね。
(まぁ、大人気のヨーロッパ名画などではなかなかそこまで近寄れないですが。)
青木大乗が絵について書いている資料が展示してあって、その真摯さには打たれました。
辻愛造の「道頓堀夜景」は芝居小屋(何処なのかな)の煌々としたあかりに
人々の喧騒まで聞こえてきそうな、夜の賑わい。
黒田重太郎の静物も、やっぱり近寄ってまじまじと見つめたい。
この時代の良い絵をたくさん見て満足でしたが、お目当ては勿論小出楢重です。
(準備室の持っているものでは、佐伯祐三より楢重がお好みです♪)
ガラス絵は裸婦と可愛らしい果菜のふたつが出ていて、「持って帰りたくなる」と
いうのはこういうものを言うんだろうなぁ、とガラスケースの中を
じっと見つめてしまいました。
油絵は初期の人物像に、花瓶の花、楢重らしさが出てきている風景画に、「菊花」、
勿論、「裸婦の楢重」の「裸婦」も。
花瓶の花は、楢重の装飾性が覗いている花瓶にぶっきらぼうにあざみが描かれ、
背景は紺のシンプルなもので、なぁんてことのない絵なのですが、
そういう「ただ描いてみました」的な感じがよいなぁ。。。
「油絵の大阪」の「絵描き」といえばやっぱり楢重だ♪
この時代の絵描きの絵は、「今」を生きている人の描く絵だなとつくづく思います。
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