2010/11/05.Fri

15のワル達(藍九谷 鹿文皿)

栗きんとんをいただくときのお気に入りのお皿はこちらです♪

blog 6397
blog 6399

鹿が3頭、なにやらワルそうな気配でうろついています。(こちらの鹿@とは大違い!)
このお皿はセットだったので、3頭×5枚=計15頭のワルどもです!!
このお皿を見ると思い出すのは、いつも秋に梨を買いに行く途中に通る、
岡山のとある山里の夜の風景です。
真夜中に、刈り取られた田んぼや畑のあたりを鹿が群れでうろついていて、
その様子がなんともワルそうで、きっと農家の人はほとほと困り果てているだろうなと
眺めています。
これを描いた昔の人も、きっとそんな鹿に困り果てて、いかにも悪そうな奴らの姿を
描いてみたのかも、なんて思うのです。
でもなんとなくユーモラスで、そんなお尋ね者たちへの温かな視線を感じます。
人間の食べ物も食べてしまう鹿たちですが、生きるために必死な姿に、
どこかでシンパシーを感じていたのかなと思います。
昔はきっと、人も自然の一員だったのですね。

このお皿は、親しい骨董屋さんに譲っていただいたものなのですが、
ちょっと変わったいきさつがありました。
置いてあるのを見ると相場よりはやけに安いお値段で、いいなぁ・・・とは思ったのです。
「これちょっと値段間違っているんじゃない?」と言っていたら、
後日、「あれ、ほんとにあの値段間違っていたんよ!」とのこと。
それじゃあやっぱり買うのは無理だなぁ・・・とあきらめたのでした。
しばらく経ってからその骨董屋さんのところへ顔を出すと、
「今日はやけっぱちだから、これあのときの値段で持っていかへん?」
(なんでもその日アクシデントがあり、商品がたくさん割れてしまったとか・・・。)
そういうのも縁かなぁ、と思い、15頭のワルどもを連れて帰ったのでした。

(↓つんつんで拡大)
blog 6401 blog 6400
関連記事
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示