2011/07/05.Tue

ふらっと国画会などに浸ってくる

blog 7272

先週の土曜日は、尾道の骨董市をのぞいたり、倉敷をうろついたりし、
帰りには有馬温泉に立ち寄って「金の湯」に浸かってきました♪

途中、岡山県の一番西の笠岡市に寄って来ました。
ここにはお気に入りの笠岡市立竹喬美術館があります。

「笠岡市出身の日本画家・小野竹喬(ちっきょう)の業績をたたえ、
その功績を後世に伝えるため、昭和57(1982)年10月に開館しました。
小野竹喬の作品及び資料を収集・公開するだけでなく、
竹喬芸術を育んだ竹喬の故郷や、さらには開花させた京都にゆかりの近代日本画についても
紹介につとめています。」とあります。(笠岡市HPより)

私は小野竹喬の絵も好きですし、京都画壇の近代日本画も好きなので、
ここの絵を眺めてくるのが楽しみなのです。
最近よく日本の美術館のガイド本が出ていますが、市立の美術館って
あんまりこういうものに載らないんですよね~。
大きな国立や県立の美術館、或いは逆に小さな私立とかはよく紹介されますが・・・。
なんだかもったいないなぁ・・・と思います。
大正時代とか、当時の国画創作協会の息吹を味わえる、よいところです。
さて、この日の企画展示はこちら!

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(甲斐庄楠音 「叙情小品」)

実は急に行ったので、何をやっているのか調べていなかったのですが、
やったぁ~大正時代頃の京都画壇の絵がいっぱい見れました!!
(古いものでは江戸中期頃の祇園井特という人の芸妓の絵なんか印象的でした。)
私の敬愛する不染鉄もあったし、最近展覧会をした稲垣仲静もありました。
上村松園はまだ松園流が固まっていない明治の頃の愛らしい美人画、
この頃の絵はうぶな感じが好ましいです。
岡本神草、秦テルヲ、甲斐庄楠音のような個性の強い面々も。
(岡本神草の「追羽根」は宝尽の着物の柄に見入ってしまいましたよ。)

前にも見て印象的だったものに、不動立山の「五月雨頃之図」・・・
遠くに五月雨にけぶる山を見ながら田植えをする様子がこの季節に似つかわしい。
なんだか忘れられないのに粥川伸二の「人買舟」なんかも。

日本画は近寄ってじっくり見たいものですが、ここでは見たいだけ見れます!!

それから、竹喬の展示のほうは私の好きな渡欧前の「竹橋」時代のものを
沢山見ることができました。
竹喬の晩年の作品はもちろん素晴らしいですが、大正という日本の青春時代の日本画は
未完成だけれどキラキラ輝いていて、眺めていると一瞬でその絵の中に
連れて行ってくれるのです。

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(「故里の景観Ⅰ」 1914・大正3年頃)

こんな扇面図が額に入って掛かっているのを見ると、
思わず持って帰りたい衝動に駆られてしまうのでした。

おまけ・・・
ゆうべは日本酒をちょっとだけ、と思ったのですが、昨日のアイヌ盆をまた使いたく、
でも繊細な日本酒との取り合わせってどうなんだろう・・・と考えたのがこちら。

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(直径28cm)

ちょっとリーチっぽく英吉利の香りのする民芸を目指してみる。
・明治の丹波の小徳利に
・柴田雅章 鉄釉ぐい呑
・松田共司 読谷山焼盃
・くらわんか白磁小皿

お盆がそんなに大きくないので、小皿は小さな物しか載らなかったけど満足!
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