2011/08/07.Sun

三岸好太郎美術館へ(「三岸好太郎の世界 道化・サーカス・人形劇」)

7月末に、実家に帰ったついで(といっても数百キロをとばすのだが・笑)に札幌に行く。
お目当ては三岸好太郎美術館、学生時代に行ったきりだったけど、
この、北海道が生んだ夭折の画家の軌跡をどうしてもまた見たかったから。

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特集展示は「三岸好太郎の世界 道化・サーカス・人形劇」。
ルオーの影響を受けたとされる、「道化」を多く描いた時代の作品を中心に、
彼の画業を展観できるものだった。
短期間に画風の変遷を繰り返した彼は、存命中は転向などと云われ十分に理解されなかったという。
でも、こうして彼の代表的な作品を眺めてみると、どの画風も「三岸好太郎」的でブレがなく、
そうして夭折の画家らしく、嘘のない、混じりっ気なしの「絵」だということが分かる。
夭折というと、なんだか暗い影が付きまとうようだけれど、力強く生きた彼の絵は
カラッと澄んだ北海道の空気のように、今見ても実にモダンなものだった。
「道化の時代」の作品を中心に、初期の素朴派に影響を受けたもの、劉生の影響を受けたもの、
短い晩年の名作「オーケストラ」や「のんびり貝」、どれも実に愉しく眺めてきた。

さて、今回慌ててこれを見に行ったのは、彼の「道化」の色紙を手に入れたから。
彼が「道化」を連作したことなど、少しも覚えていなかった私だけれど、
筆が速かったという彼が簡単に描いたであろうその色紙は、「売り絵」であっても
十分にその魅力を伝えていると思う。(またいつか紹介したいけれど。)
車を飛ばして彼に会いに行ったこの夏、実に「生きている」という心地がするのだった。

さて、札幌へ行くなら・・・とやっぱりあちこちうろつく私達。

富良野近辺にて(右下は白金温泉近くの「青い池」)

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小樽でお寿司じゃなくって、お蕎麦(「藪半」さんのカレー蕎麦)

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ニッカウヰスキー余市工場(倉庫には私たちのウイスキーも眠っているのだ!)

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爆走で疲れ果てて帯広で名物豚丼にありついた、弾丸ツアーだった。。

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絵のこと | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
ミケアさん帰省中ですか。
北海道はやっぱり景色がこちらとは違います!
美術館、ミケアさんのようにいろいろと知っていて行ってみると、もっと楽しめるんでしょうね。
帯広の豚丼を食べさせてくれるお店が福岡にもあって。
とてもおいしいですね~、丼もの特に好きなのです^^
ぜひ、本場の豚丼も食べてみたいな♪
シクラメンさんへ
8月になって関西に戻ってみると、ここはサウナか?という感じでした(笑)。
私の絵の見方はとても近視的というか・・・
何か個人的な体験があってやっとその絵の魅力に気づく、
というようなものなので、何かないとついぼんやり見てしまいます。
豚丼のお店、福岡にもあるんですね!!
この日は遅かったので特に有名どころでもない、
国道沿いのお店でいただきましたが、腹ぺこには
豚丼はよいですねぇ~♪

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