2011/09/05.Mon

台風一過 (杉本健吉・三岸節子)

台風一過、爽やかな秋晴れ・・・とあって欲しいが、すっきりしないお天気。
そのせいか今日はあまり体調がよろしくない。。
雲間に見えた半月を見て、もうすぐ十五夜さんであることを思い出す。

週末は台風にも関わらず、碧南の藤井達吉美術館へ行ったのだが、
なんと暴風警報で臨時休館となっていた。なんとか会期中にまた行きたい。。
そのせいでまた妙なものとの出会いがあったりして、困ったことに(笑)。

さて、そこまで足を伸ばすのだから、と杉本美術館にも行った。
牡丹を描いた絵を特集展示していて、杉本健吉のあらゆる時代の、あらゆる技法の・・・
油彩、墨彩、切り紙に色鉛筆や拓本などなど・・・の牡丹が咲いていた。
奈良にゆかりの深い画家なので長谷寺の牡丹の大きな絵もあったし、
トムという愛犬を一緒に描いたものもあった。
印象的だったのは枯れた牡丹を描いた絵で、枯れても百花の王、というものだった。
上手く描くことではなく、善く描くことに心を砕いた画家なのだなぁ、、と思う。
(そのことは、志賀直哉が、上手いだけの画家に留まらないで欲しい、と書いた原稿を
大切に軸装していたことからも分かる。)

碧南がダメだったので、一宮の三岸節子記念美術館に足を伸ばす。
丁度市制ナントカ年とやらの記念で無料で見ることが出来た♪
夏に好太郎を見て、夫人の節子を見て思うのは、彼女はやはり鍛錬の人だなぁ・・・
ということである。
色彩感覚や造型感覚など、才能の豊かさは勿論だ。
しかし、好太郎とは全く違う才能であると思う。好太郎は生まれながらの絵描きだ。
一方は天才と称される夭折の画家であり、一方は画家としての鍛錬を積み重ねて
長寿を全うした。
そう考えながら見た節子の二十歳の初々しい自画像が、印象的だった。
(自画像を描かなかった好太郎が、若くして描いた節子の肖像を碧南で見れるハズだったのだけど。)

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さて、この日見つけたおやつは・・・


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半田市の和菓子屋さん、「幸野」で買った「老玉」。(巨峰みたいだけど・・・)
漉し餡を包んでいるのは、黒糖味の羊羹。美味しくいただく。
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