2011/10/21.Fri

釉剥ぎ (瀬戸陶胎染付蝶日輪文茶碗)

blog 7519

ご飯がなかったので、冷凍しておいた残り物の栗ご飯を食す。
「残り物」なので、すこしばかり晴れやかにいただきたいものだと、
お気に入りのお茶碗をごそごそ引っ張り出してみる。
飯茶碗はだいたいにおいて、骨董といわれるものの中では安価なほうで、
なのでちょっと気に入るものがあればつい手にしてしまう。
といっても他愛のないものが殆どで、伊万里のあっさり目の絵付けのものとか、
瀬戸や美濃の明治の紙摺り印判のものとか、賢く手に入ればくらわんか手などである。
こういったもので日々の食事をすこしばかりおごそかにいただけるのなら、
飯茶碗というのは骨董のなかではまだまだ愉しめる分野だと思う。

せっかくなので、骨董ではないけれど日々気に入って使っているお茶碗もパチリ。

blog 7524

茶碗祭りで以前求めた九谷青窯さんの淡い染付だ。
B品だったからか、ろくろ目が一寸たわんでいたり、見込みに鉄分が発色したりしている。
毎日使っていると、なんでもなさにほっとする。よいお買い物をしたと思う。

ええと・・話を戻して、栗ご飯のお茶碗は・・・
blog 7518

瀬戸の陶胎染付の飯茶碗で、いつもシンプルでいて気の利いたものを紹介してくださる
ロータス・ブルーさん@にて求めた。
陶胎染付で紙摺り印判というのがなかなか面白いのだけど、蝶に日輪?花火??の
文様も不思議だ。
古九谷の皿に蝶とそれらしきものが描かれているものがあった気がするけれど、
そういう決まりの文様などあるのだろうか。

でもこれをみてきゅんとなったのは、見込み側にも小さく紙摺りしてある
愛らしい梅と松葉の文様・・・こんなところにわざわざ???
こんな小粋な飯茶碗、今のものにはなかなかないのではないだろうか。
その上、完全にやられてしまったのは・・・

blog 7516
(長径12cm)

この釉剥ぎです♪
釉剥ぎは重ねて焼く、という制作上の都合の産物だけれど、
ご飯を平らげた後で、こんな見込みがでてきたら、「ごちそうさまでした」と
なんだかとてもありがたい気持ちになるのである。

このお茶碗の楚々とした感じは、ロータスブルーさんの画像@のほうがずっといいな。
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