2011/11/04.Fri

粘土細工 (伊万里染付陽刻牡丹文小皿/伊万里染付陽刻賢人図猪口)

blog 7636
(直径11cm)

「それはまた、特殊な部類の趣味だなぁ・・・」とのんちゃんが言った。
ん~確かにね。。。
これ、何かワカリマスカ?
文化・文政より早い、寛政(1789~1801年)頃の伊万里なのだそうで。
少し焼きが甘いせいか、極く控えめのお値段だった。

ちなみに、一緒にこんなものも買った。

blog 7634
(直径10.7cm)

こちらは正真正銘元禄の古伊万里、白いボディに呉須の色がとてもきれいなものだけど、
よく見ると3cm近いソゲがあるので処分品だった。
なかなか小粋なデザインなので、ちょっとしたおつまみを載せると愉しそうである。
blog 7643


やはり、世間様には元禄の古伊万里のほうが通りがいいのだろうな。
でもこちらの小皿もなかなか気に入っているのだ。白磁に瑠璃というのがよろしい。
それに、伊万里のような磁器でこんなふうにぽってりとした感じを楽しめるのは
案外ないんじゃないかな。
こういう小皿が脇役としてあれば、食卓にちょっとした変化ができるというものだ。

それにしても、私の嗜好はのんちゃんにすっかり見破られているようである。
いろいろ理屈を並べてみたけど、なんというか、こういうぐいっと型に捺した、
粘土細工みたいな下手な代物が好きなのである。
よく見ると、型へとぐいぐい押し込めたときの微妙な裂け目が胎土にあったりして、
そんなんに何故かうっとりしてしまうのである。

昔求めた伊万里のへんてこな型押しの猪口も同じような時代のものだろう。
これなんぞ、その「粘土細工」の可笑しさ故に、眺めるだけにあるようなものなのだ。

blog 7638
(直径7.6cm 高さ6cm)
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