2011/12/02.Fri

完品!? (初期伊万里なずな文盃)

blog 7737

じぃっと見ていると、「初期伊万里の完品だよ。」そう声が掛かった。
完品って、このふちの欠けはどぉなんだ・・・でも釉薬が掛かってるしなぁ。
どぉして欠けたところに釉薬が掛かっているんだ?バッタもんか???

当時、骨董超初心者であったので、伊万里の初期にはこのようなキズの素地にも
釉薬を掛けていたこともあろうとは、さっぱり考えが及ばないのであった。
そのくせ、「初期伊万里」という響きにはすっかり憧れの心持ちなのである。
そもそも、美味しく煎茶をいただく器を求めて、この世界にたどり着いたのである。
昨日の古伊万里も、もともと煎茶のために手に入れたものだ。)
師匠など周りにはいなかったので、秦秀雄さんの本などを飽かず眺めたりした。
そんな訳でド素人ながらも、「美味しい煎茶には初期伊万里!」という、
今考えれば無謀ともいえる妄想が拡がっていたのだった。
(秦さんご推奨の初期伊万里の白磁盃にはいまだお目にかかれないのがザンネンだ。)

という訳で、初期伊万里の実物なんぞ大して見たことなどないくせに、
「これ使ってみたい♪」と、無謀にも頂戴することにした、ド素人なのである。

それにしても、この盃はよくあるなずな文のものよりずっと端反りで、
どちらかというと初期というより古染に近い様子である。
(なので知り合いには古染扱いされたケド、決してそんなことはない・・・ハズだ。)
しかも「なずな文」が、古染の文様をよく分からずに写したのか、なんだかへんてこだ。
いったいこれは何のつもりなのか?(まあ古染のなずな文自体がへんてこだけど。)

そんなこんなで、憧れの秦さんの初期伊万里の煎茶碗とはずいぶんとかけ離れた
ことになってしまっているのだけれど、お似合いといえばまぁそうなのかもしれない。

blog 7743
(長径7.4cm 高さ3.7cm)
関連記事
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示