2011/12/26.Mon

盃を選ぶ (吹硝子猪口型盃)

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いただいた蒲鉾をおサカナに、久しぶりのお酒。
クリスマスの晩だけれど、週末の戦利品なんかでカジュアルにいただく。

極くシンプルな、小さなそば猪口型のガラスの盃(なのか?)は金沢でのめっけもん。
ふだん「装飾過多」「究極シンプル」どちらにもあんがい手を出さないのだけど、
これは骨董屋さんの雑多な棚を見渡して、ぱっと眼に飛び込んできたべっぴんさん♪

一見なんでもないいまどきのグラスのようだけれど・・・

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ふるい硝子特有の、不純物の金属を含んで蒼く底光りのする、りんと鳴る様な輝きのもの。
「お酒を入れたら綺麗だろうなぁ・・・」
殆ど無色に近い日本酒を、これで目で愉しみながら飲んだら極上の味わいじゃなかろうか。
そんな妄想をしつつ悩んだのは・・・
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5客あって、どれも微妙に表情が違っていたことなのだった。

こんな風に並べた様子があまりに魅力的でばらすに忍びなく、結局のところ
まとめて買うことにしたのだけれど、最初はふたりぶん、2客を選ぼうとした。
おもしろいなぁ、と思ったのは、他所様からみれば似たり寄ったりの5客なのだが、
のんちゃんと私とでは、これ!と思う1客がそれぞれ違っていたことだ。
吹きガラスの表情や持ち重りの違いを、真剣に比べてMY・BESTを選ぶのは、
馬鹿げているようだけど、なかなか愉しい旅の時間なのだった。

blog 7997
(直径5.6cm/高さ4.6cm前後)

さて、とてもザンネンなのは、色々撮ってみてもこの盃の持つ魅力を上手く写すことが
できない自分の至らなさである。
それにしても、あるようで意外とない、大正ぐらいまでは遡れそうなこういうものなら、
望みさえすればまだまだ手軽に見つかるというのが嬉しいところだ。
(こんな風にいまどきの姿をしていても、近頃ふるい硝子はぱっと眼に飛び込む。
そういうとき、持ち帰ってブラックライトを当てるとやっぱり反応があるので、
ヒトの眼というのは、なかなか敏感な器官のようである。)

じんわりと、永くつきあえる盃になるとよいな♪とうれしく眺めるのだった。
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