2012/01/10.Tue

十日戎も過ぎ (色絵布袋文皿)

病院へ行く。
しかし、風邪が治らない・・・と思っているのは本人だけらしく、
近所のやぶ医者に言わせれば、気管支炎が少々・・・ぐらいらしいのである。
「病は気から」かもしれないが、気力ガタ落ちに弱っているのをナントカしたいのだが。
(風邪をひくととにかくくたぁ~っとしてしまうタチなのだ。)

寝込んでいても始まらないので、昨日は友人夫妻とアウトレットモールなんぞ行ってみる。
先日ちょっと面白いブロカントのボタンを買ったので、それをつけるカーディガンなど
買ってみたけれど、微妙にボタン穴のほうが小さかった。。(テキトーはいけない。)
宵戎だったのでご近所のえべっさんにもお参りした。
十日戎が済むとそろそろお正月気分も抜けてくる。
で、このおぢさんは・・・

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戎様でも大黒様でもなく、布袋様である。
布袋様といえば、古九谷のものが有名であるが、かなり昔にこれを手に入れたとき、
「これは何代目かの柿右衛門だ。」といわれたことを覚えている。
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(15.6cm)

当時ドのつく素人であった私が、あまり専門的とは言えない骨董屋さんで聞いたことであるので、
こんな恐ろしい話もないものである。だいたい「何代目かの」とはナンなのだ。
そのド素人の私は「今のものでもなさそうだから、明治時代ぐらいのもんかな~」ぐらいに思って、
呑気にもいただいてきたのであった。

とはいえ、なかなかお目出度くてこじゃれた柄であるので、今もお正月には飾っている。
飾ってはいるけれど、いつも「これは一体なんだのだ?」と疑問に思う。
「柿右衛門の様式である」というのは一応はまぁうなずける。
しかし、ぱっと見は素地があまりに真っ白で、形も現代的なのでちっとも古くなく見える。
うーんやっぱり明治以降の伊万里か九谷か?と思うのだけれど、高台なんかを見ると
薪窯の伊万里素地のようにも思われる。(勉強不足で断言ができない。)
第一、布袋さんの文様や使っている色だけを見ると、結構時代があるようだ。
だけど布袋さんって、初期伊万里や古九谷以降、再興九谷まではあんまり見たことがない。
(ちなみに裏銘は染付の「渦福」だ。)
とあんなこんなを考えた挙げ句、私の中では「新しそうに見えるけど、実は意外にもそこそこ古い
伊万里」が正しいんじゃないかと思うのであったが、どうでせう。

好き嫌いだけで買っていると、いつもこういうとき困ってしまうのだけれど、
このユルいおぢさんには、お正月なかなかに癒されるのでこんなところでよしとしておくことにする。
(どなたかちゃんと分かる方がいらっしゃいましたらお教えくださいまし♪)
風邪で「ぼんやり」なときには、こうやってあれこれと考えてみたりするのであった。

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