2012/01/11.Wed

傍らに (織部写螺旋文徳利)

blog 8061

お正月には庭の日本水仙を切る。(もう開きすぎてしまったケド。。)

過不足のない小作りな造形に、品の良い香りが新春の改まった空気を運んでくる。
居室を飾るのには、こんな花がいいと思う。
(ちなみに後ろは、長谷川りん二郎展で売られていたポスターを、蚤の市で手に入れた
額縁に合わせて加工した、のんちゃん労作の猫のタロー様である、可愛い♪)

毎年のことだけれど、この水仙を挿すものは決まっている。
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(16.5cm)

少し古い作家ものと思しき織部の徳利
確か去年もアップしたと思うのだけど、そのぐらいお気に入りだ。
本歌の織部をよく踏まえているけれど、本歌にはないオリジナリティーがあって、
仰々しくない。
庭で摘んできた水仙なんかをひょいと入れられる軽やかさがある。
私的にはこんな風に織部を解釈できる人はそうはいないんじゃないかと内心思っているのだ
けれど、本歌を知っているプロの人はあまりよい顔をしない。(贋物として紛れるのを嫌うようだ。)
却って骨董にはあまり縁のない友人がよく褒めてくれるのがおもしろい。

そんな訳で、「織部」というものへの先入観を捨てて見れば、なかなか愉しいものじゃ
ないかなぁ、としつこく食い下がって今年もやっぱりアップしているのだけど、悪あがきだろうか。。
もう何年も傍らに置いて愉しく使っているので、それで十分といえばそうなのだが、
素性が知れないばっかりにあんまり褒めてもらえないのが、なんとなく不憫なのである。

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(ウラ側には火色が出ているのだ)





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