2012/01/31.Tue

焔 (古伊万里染付瓔珞文向付)

冬になるとシクラメンを買ってくる。
室内の花としては、寒い我が家に向いているというのもあるのだけれど、
幼少期の記憶に結びついていることが大きいように思う。
育種もしていた母方の祖父が、温室でシクラメンを育てていた。
種取り用の親株に勝手に水を遣ったりして怒られたことを思い出す。
祖父は他にも色々と育種していて、中には私が「怖い」と感じる花もあった。
ということは、幼少の頃からシクラメンは好きな花であったのだろう。
近頃は、外で育てる原種の類がお気に入りである。

室内用は、毎年そのときの気分で買う色を見定める。
真っ白がいいと思う年もあれば、口紅のある薄ピンクがいいと思う年もある。
近年はフリンジ咲や八重咲などもあるので、そういうものを買った年もある。
今年は、濃い目のピンク色をひと鉢と、このガーデンシクラメンを買った。

blog 8157

赤でも黒味がかった赤なのが、クラシックでいいなと思ったので、
戸外の寄せ植えに使う小さなポットだったけれど、ちょっと飾ってみようと思ったのだ。
思いついて、古伊万里向付を鉢カバーにしてみると、丁度の大きさ。
blog 8156
(外径9.3cm/高さ6.5cm)

口がフリルになった瓔珞文の、なかなか愛らしい中期の猪口なのだけど、
ひとつしかないこともあって、あまり実用にしていなかったものだ。
アイビーでも切って入れ、お手洗いに飾ったらどうかなと思っていたところだった。

さっそく、シクラメンを入れて飾ってみる。

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逆光であまりイイ感じに撮れなかったのが残念だけれど、クラシックな花色と、
正真正銘クラシックな鉢カバーが、昭和なお手洗いによろしいのではないかと、
ちょっぴり満足するのであった。
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ものたち | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
今季ガーデンシクラメンを買いそびれました(^_^;)
毎年購入するのに…不覚です。
それにしても渋いシクラメンですね~(*^_^*)
こういう色は初めて拝見しました。
鉢カバー(猪口なんですね!)とマッチしてますね♪
towaさんへ
シクラメンって色の個体差があるからなんですかねぇ、
赤いのの中に黒っぽいのがいくつかあったんです^^
鉢カバーにした器の文様は、瓔珞文っていうのですが、
首をかしげたシクラメンに合うかも、って思いついたんです。
今年はまだまだ寒そうですから、towaさんもまだ間に合いますよ♪

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