2012/02/23.Thu

朝のじかん (瀬戸福良雀小皿)

blog 8205

朝、新聞を取りに出ると、葉の落ちた柿の木の枝に沢山の福良雀。
「あぁ、義母が毎日あげているパンの耳を待っているんだ。」
そう思ったその日、義父母は出掛けて留守だった。
のんちゃんとふたりぶん、たまには・・・とクロワッサンを買ってきたので食パンの耳もない。
雀といえど野鳥、餌をあげるのがよいのやら迷ったけれど、あげるのなら
毎日あげるのが筋というものかと思い直し、代わりにパン粉を与えてきた。
なんとなくほっとしたのは、彼らはパン粉をおく間、しばらくは遠くに逃げ去って、
決して人がいる間はいただこうとはしなかったことだ。
雀は人の生活に関わって生きる鳥だけれど、やはりペットではない。

これはよくある明治辺りの瀬戸の福良雀の小皿。磁器で染付のものもあるようだ。
稲穂をついばんだりする雀は、人にとっては益鳥とは言えないように思うのだけれど、
可愛い福良雀の意匠は当時も人気があったようだ。
blog 8209
(長径9.4cm)

お気に入りはこちら。
同じく福良雀だけれど、どうやらもう少し時代のあるもののようである。
より土っぽく柔らかで、釉薬もむらむらとして、ほんものの羽毛の膨らんだ雀のようだ。
面白いのは、頭のところに僅かに織部釉が掛けられているものもあることで、
つがいのようでなかなか気が効いている。
人間の住宅事情の変化が原因で、雀の数が減っているというのが気がかりだけど、
昔の人たちのように、寒さの中ふっくら膨らんでいる雀達を眺めやるぐらいの
こころのゆとりは必要だなぁ・・・と思うことなのだった。

blog 8206

blog 8213
関連記事
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示