2012/08/11.Sat

愛でる (古伊万里色絵くらわんか手?蕪文豆皿)

あぁ、やっちゃった・・・しかし、後の祭りである。
何もボロっちいものに、手を出すことなどない。
良識、いや常識あるこころはそう訴えるのだけれど、目に留まってしまったのだった。
薄汚れた捨て犬を拾うようなものである。。

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埃まみれで、放り出されたように積み上げられた山のなかにあった。
その埃を拭ってみても、甘手に染みのあるやっぱりボロっちい豆皿なのだった。
しかもばらばらに割れて焼き継ぎまでされている・・・。

「参考品」、と人は呼ぶ。
要するに、傷物で値打ちはないけれど、資料的には面白みがある、ということだ。
うまい理屈を考えたものだ。それでささやかに商品として鎮座するのである。
「可愛いけど、あまりにキズものだ・・・でもちっちゃいの見ないからなぁ。」
ほら、言い訳が立つ。誰に言い訳してるんだ???やだなぁ・・・。
ほんとうはね、ただ可愛らしかったのに・・・こんな欠片のようなものが。
参考品なんて、つまらない理屈を付けるのは止めよう。

かれこれ200年あまり、こうしてそっと誰かに保護されてきたのだからね。

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(径8cm 無理すれば浅い盃!?)

ばらばらになったものを上手いこと焼き継ぎしてある(焼き継ぎのサインも)。
ところでこれは色絵くらわんかというよりも初期赤絵なのでしょうか・・・。
いつもそのへんが怪しいのですが。
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