2012/10/09.Tue

北海道で「<猫>が気になる。」展

9月の最終週に夏休み。まぁ、気温的にも今や9月は夏だろうな。。
ちょこっと秋の空気を吸いに北海道に行ってみた。

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今更言うまでもない美瑛の丘。

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北海道に行ったきっかけは、三岸好太郎美術館の「<猫>が気になる。」展(10/21迄)の
チケットがあったから・・・それだけでそこまで飛ぶわけではないのだが・・。
図録によると三岸の長靴を履いたような「猫」(1931年)は何をもとに描かれたのか分からないらしい。
童話の「長靴をはいた猫」とか宮沢賢治の猫だとか、いろいろ考証されているのだが・・・。
よく見ると舞台のソデに立っているっぽく、当時浅草にあったカジノ・フォーリー説などもある。
カジノ・フォーリーは洲之内徹の文章にもあった気がする。
確か、長谷川利行「花祭り・花島喜世子」(1930年頃)について「エノケンさんにあげようと
思った絵(気まぐれ美術館)」で書いている。
モダニスト三岸好太郎の当時の世界をのぞいてみたいと思った。
三岸はモダニズムの香りを漂わせたままで、1934年に31歳で夭折してしまった。
学生時代、カジノ・フォーリーなどに入り浸った洲之内は、1932年に左翼運動で検挙され、
拷問ののちに<転向>して戦地で諜報活動を行った。
洲之内にとっては、三岸の絵はどのようなものだったのだろう。
回顧展をしたがっていたそうであるけれど。

ところでこの展覧会には洲之内とも縁の深い、長谷川りん二郎の「猫」(1966年)が
特別出品されている。
同じ猫でも、三岸と長谷川では描法が全然違っているのだけれど、
どちらも絵描きの絵だなぁ・・・という感慨が湧く。
ところでこの展覧会は北海道の画家(りん二郎も函館出身)を中心にいろんな猫が
集められていて、猫好きには愉しいものだ。
猫というのは本音をさらけ出させる動物なのか、あまりこれ見よがしな絵がないところが
見ていて気持ちがいいところである。

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で、せっかくなのでこちらも見てみた♪
日本のモダニズムの世界の後は、仏蘭西、エコール・ド・パリの世界。
時代の寵児だった藤田嗣治を中心に、挿絵本の世界を堪能した。
「藤田嗣治と愛書都市パリ」展(11/11迄)。

という訳で、↓は北海道うろうろの記録。
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レンタカーで美瑛に向かう(途中、何故か怪しげなダートを走る)とお昼だったので、
美馬牛駅近くの自家焙煎珈琲店「Gosh」さんでランチを取る。

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とっても美味しかった!!

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そのあとテキトーに美瑛の丘をドライブ。
お泊りはトマムでしたが、次の朝は曇っていて雲海テラスは断念。。

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翌日は羊蹄山麓経由で小樽へ・・・。
ふもとの京極町にある湧水スポットへ・・・美味しいお水と良い「気」をいただく。

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小樽のホテルは古い建物を改築している。

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夕方運河沿いを歩いた。
運河沿いの観光客向けのお店ももう静かだったけれどスルーして、
お寿司屋さん街まで裏道をぶらぶら歩く。
路地裏で猫に遭遇したりして、運河沿いより何気ない生活の風景を眺められて楽しい。
観光客の少なそうなお寿司屋さんで早めに夕食。地酒も飲んでホテルへ。

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翌朝札幌へ向かい、まずは藻岩山のふもとのロイズカフェ「旧小熊邸」へ。
可愛い建物でモーニングコーヒー、映画か何かの打ち合わせをしていた。

三岸好太郎美術館の後、道立近代美術館に入る前にお昼を摂ることに。
近くにあったスープカレー屋さん、「SOUL STORE」さんへ。
スープカレーって、旅行中にはよいんだなぁ。
スパイスが疲れを癒してくれるし、炭水化物に偏りがちな外食の中、
たっぷり野菜が摂れるから・・・。ここのは揚げゴボウとか、体が喜ぶものがいっぱい。

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近代美術館を観た後は、またも疲れましたので、近くにあった可愛い珈琲店、
「カエルヤ珈琲店」で珈琲ブレイク・・・。(なんだか飲み食いの記録のようだ。)
カエルグッズが可愛く鎮座する小さなお店だった。

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帰りは支笏湖を抜けて、千歳へ・・・。
時間が余ったので、途中日帰り湯に入ったりしながら。。

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そんなところ。。
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