2012/10/25.Thu

タイルの台所 (瀬戸?白磁おろし皿)

台所・・・それは憧れの地である。
いや、もちろん我が家にも台所はある。
とはいえ、私の縄張りではないからして普段は思い入れないことにしている。
それだけに、妄想が激しいというべきだろうか。。
オール電化のピカピカのキッチンとか、タフな外国製のお鍋やツール類とか、
人によって妄想の仕方はいろいろあるだろうけど、
私の場合はこじんまりこざっぱりとした「台所」が憧れである。
(私を知る人は、これを聞いてきっと鼻で笑うだろうが…。)
鍋やツール類は用途に応じて使いこなすのが苦手なので、ごく普通のものを最低限。
その代わり、間違いなく器類は無駄に多いだろう…。
食卓の器は、多少やぼったいような、気の置けないのが楽しいかなとか思うけれど
(結局のところ趣味がよくないのだが)、調理台はこぎれいにしたい。
それは例えれば、こんな瀬戸系の白磁のような飾らない台所・・・。

20121015 026

こんなものを買ってしまう辺り、台所への妄想の激しさ故かもしれないが、
こんなことをしていたら、「最低限のツール類」からはどんどん遠ざかりそうだ。
でもこんなぬらっとしたような瀬戸系の白磁の表情に、タイル張りの昭和な台所を
ついつい重ねてしまうんだよなぁ。。
(それにしてもこの穴のいびつさは何ゆえだろう・・・。)

20121015 027

おろし皿を好きな人はわりに多いと思うけれど、理想のキッチンとか、
美味しいお肴とか、何かそういう妄想力のあるアイテムなのだろう。
瀬戸系の白磁のものも時々見かける。(瀬戸の白磁に目をつけた人は慧眼である。)
もっと「味」なのだったりとかいろいろだけど、これはかなりのぺらぺら系。
おろし皿がおろし金になったあと、その形を磁器で模したというような姿かたち。
戦中戦後の物資不足の頃のものだろうか。結構カンカンに焼締められている。
一見豊かとはいえないような時代のものに、豊かなものを感じるのはどうしてだろう。
今どきの大量消費文化の貧しさ故だろうか。。

20121015 028
(13.5cm × 9cm)
関連記事
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(1)
Comment
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理者のみに表示