2012/11/01.Thu

時間を閉じ込めて (再興九谷若杉窯色絵唐草文角皿)

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栗ご飯にしよう、と言っていたのに、買ってきた栗を渋皮煮にしてしまった。
(栗ご飯用の栗はまだ少し冷凍してあるから、と言い訳しつつ。。)
立派な丹波栗であるので、お菓子にしたらさぞかし見栄えがするだろうと、
好奇心が勝ってしまったのだった。
だんだんとアタマの固くなるお歳であるので、ちっちゃな好奇心も大切なのである。
普段お菓子なんぞ作ることはないのだが、ひたすらことこと炊くだけのような渋皮煮なら、
自分にも作れるんじゃないかと、思い立った次第である。

作りながら勘どころを探っていく作業は楽しくて、仕上がってみると、
もう1回やれば次はもっとコツが呑み込めてるハズだけどなぁ・・・などと考えている。
自分が興味を持ったことは、懲りるような失敗はしないものだ。

「ことこと炊くだけ」な渋皮煮は、満ち足りた時間の記憶をぎゅうっと詰め込まれて、
実に堂々としているのだった。(いや、実は暇だけぢゃなく手間もかかってますよ♪)

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(9cm四方)

お皿は再興九谷の若杉窯の色絵。吉田屋という人もいる。
(現に下のほうのお皿は最初期の吉田屋ということで手に入れた→@
世間的には勿論吉田屋というほうが通りがよいだろうけど、枝葉のことである。
吉田屋にならんとする姿を、微笑ましいようなこころもちでつい眺めている。

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裏行きを見るとやはり若杉っぽいなと思う。

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こちらには「吉田屋の青」っぽい色が。
(裏は流れているけど緑に唐草、高台内は黄色に角福。)

そういえば、この@「自称吉田屋」も若杉・吉田屋の過渡期を示す作行きで、
実際のところ若杉のような気もする。
どうも人にはボロいとしかみえないらしいのだが、なんと言われようが磁力がある。
決してボロくは思っていない。・・・ましてバッタとも思っていない。

こういうあたりが、ヨワ味だよなぁ・・・とはつくづく思う次第である。

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