2013/01/20.Sun

自画像 (吉田屋展/再興九谷吉田屋山水文角小皿)

20130119 001

阪急うめだの吉田屋展へ!

いろんなことを書ければよいのだけれど、
とても満ち足りた時間であったので
なんだかもう言うことがない。
沢山の吉田屋の器は大半が個人蔵だった。
北陸にはお道具を財産の一部とする慣習があり、戦災も逃れてきたというのも
あるだろう。
でもやっぱり、文化に対する心意気が違っているよなぁ、と思う。
そういう人たちに心から愛されているのが、古九谷の再興を願って
私財を投げ打って吉田屋窯を興した商人・豊田伝右衛門だ。

今回の展示には、一級の文人でもあった豊田伝右衛門の自画像が来ていた!
図録などには時々載っている、有名な自画像なのだけれど、
実物を見られたのは、伝右衛門に逢えたようでほんとうに嬉しかった。
(人がいなかったら合掌したいぐらいの気持ちだった!)
だってそれは自画像で、確かに豊田伝右衛門という人がいたという証左なのだもの。
(自画像は伝右衛門のご子孫が大切に伝えているそうである。)
柔和だけれども芯のある面に、あぁこの人がこの吉田屋を生んだのだという
感慨が浮かぶ。
たくさんの個人蔵の吉田屋と伝右衛門の自画像に囲まれていると、
人の美しいところに触れた気がしたのだった。

20130119 002
(9cm四方)

むかし買った、吉田屋の端くれ・・・端くれでも宝物♪
伝右衛門、ありがとう!
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ものたち | Comments(2)
Comment
豊田伝右衛門
古九谷の事は殆ど知らなかったし、再興九谷、ましてや吉田屋窯の事は
全く知らなかったので、少しネットで調べて勉強になりました。

ミケアさんの記事を切っ掛けに、少しずつ勉強をして行きたいと思います。
何時までも染付一辺倒では能が無いですですからね。^^
ココペリ778さんへ
骨董の世界にはいろんなものがあるので、
自分の好きなジャンルから始められるのがいいですよね。
私は染付は「究極の染付」みたいなのに出会いたいですね~。
もちろんまだ見つかっていません^^

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