2013/03/10.Sun

お肴は (九谷色絵鶴文盃)

どういう酒器がよいかといえば、それは結局飲み手に拠るのではなかろうか。
私とて無地唐津の筒がもらえるなら呑んでみたいとはおもうけれど、 
限りなく下戸に近く、普段は寝る前にちびっとだけであるので、
酔っぱらう時間が短すぎて、名品と付き合うにはこちらが役不足なのも事実である。
その点、色絵の可愛い盃なんかは、絵付けがお肴で愉しいものであるけれど、
もしも大酒呑みだったら、そういうのは一寸煩くなってくるのかもしれない。

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旅先の骨董屋さんの棚をがさごそ漁る。
ばさばさと羽ばたくツルを発見!

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「於九谷永楽造」とある。「楽」の字が「鼻」に見えるのは何故か(笑)。
どうやら永楽写だと言いたいようである。
明治ぐらいの九谷焼で、ふぅんこんなんもあるのかぁ・・・という感じ。
テキトーに描いているようでイキのいいツルである。

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(径 7.1cm)

灰白色のごりっと石っぽいボディで、降りものがあったりもするのだけど、
お酒にはまぁそれもよいのではなかろうか。
(本当は煎茶碗だと思われるけれどね。)
ちょこっと旅のお土産のツル、昨夜のお酒のお肴である。

↓ちょこっと旅の記録
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大聖寺(加賀市)の九谷焼美術館に行く。
1月にうめだ阪急でみた吉田屋展の凱旋展である。

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会場はもう一つ、山代温泉の九谷焼窯跡展示館でも・・・。
こちらは初めての訪問、吉田屋窯の窯跡が展示されている。
ここで豊田伝右衛門が吉田屋の九谷を焼いたのだなぁ、と感慨が湧く。

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お昼ごはんは、金沢へ向かう途中、白山市鳥越にある「唐変木」さんへ。
十割蕎麦の美味しいお店。
この馬方蕎麦はびっくりするほど太くって、十割でもそもそしないのか?と
不審に思うのだけれど、噛むほどに蕎麦の香りの広がる旨い蕎麦なのである。
お腹も膨らんだら、そのまま金沢へ行き、骨董屋さんをぶらぶらする。
帰りは白峰温泉の日帰り湯でほっこりする。

この日は春みたいな一日で、遠くに見える白山の白さが目に沁みた。
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