2014/03/08.Sat

絵になるとかならないとか (六角豆皿)

・・・人はよく「絵になる」とか「絵にならない」とか言うが、それは、
物を見て感動しても、自分にそれが描けるかどうか考えてみるのだと
いうこと、そのうちに追々自分の描けると思うものに自分の感動を
限定するようになるかもしれないということ、さらにまた、
職業的な画家ともなればなおさら、自分の得意なもの以外は
対象を真剣に見ようとも、探そうともしなくなり、逆に、
自分の身につけた技術と様式に合わせてしか物を見なくなるのでは
ないかということである。・・・(洲之内徹「気まぐれ美術館」より)

大袈裟に言うつもりはないのだけれど、なるほどなぁ・・・と思うのである。
トシを取ってくると経験値は上がるけれど、言い換えればそれは惰性でもある。
いつも真っ新な気持ちでいるのは難しい。

ふらふらと骨董市を彷徨いながら、なるたけフラットな眼で
いろんなものを視ようと思う。

・・・こんなものを見つける。

20140302 006

何か分からないものに反応した自分を褒めてあげたいような、、、
いや、いつものようにちっちゃかわいいものに反応しただけか。。

20140302 007

でも、何かわかんないものって愉しいなぁ♪いろいろ妄想できるもの。
土ものだけれど、どこのものかな?
何気ないようだけれど、実はけっこう凝った造りなので、
都の生まれかと思ったり、でもちょっと外しているのは
古曾部あたりかとも思ったり・・。(印などないけれど。)

20140302 008

裏返すと釉薬が二種類、こんなちっちゃな高台を持ってつけたのかなぁ、
とのんちゃんはいう。

20140302 012
(長径7cm)

すごいなぁ・・・ちびでもおろそかでない。
そんなことが分かるだけで、ちょっとした贈りものなのである。
関連記事
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
Comment

管理者のみに表示