2014/04/29.Tue

これさえあれば!? (白磁徳利)

これさえあれば大安心な徳利、欲しいものであった。
もしかして、これがそうではないかな、、と思ったものがあった。
フンパツする根性も算段もあったのだけれど、どうしてかやり過ごした。
なんでかな、もしかすると違う世界を見れたかもしれないチャンスを
自分で潰すってことなど、あんまりないんだけれど・・・。
自分の情熱の足りなさを猛省したものであるが、実はそうなることに
なっていたのかもしれない。
未だに何故そうなったのかはよくわからないのだけれど、
結局は「選んだこと」なのだ。

さて、近ごろは硝子の盃でさらっと飲んで、さくっと寝るを良しとする
三毛庵であるので、徳利もそれに見合ったものなどよろしいかと思う。
夏場が近づくこの頃は、洗い易くて目にも優しい磁器のものなどあればと
思う次第なのであるが。
ストイックな現代ものなども悪くはないのだけれど、三毛庵的には
手慣れた仕事でありながらも緩やかさもある家内制手工業的ふるものが
お好みで、主張はしなくともそれとなく傍にいてくれる、
そういうものを探すとはなく探していたのであった。
(そういう心の振れ方で、「抱いて死ねる徳利」をやりすごしたのかもしれない。)

旅先で、お土産品の一角にささやかなるふるものが置いてあった。
骨董未満ということだろう。

つるりとした、それでも現代の割れやすい磁器とは異なる、
カチンカチンの白磁であった。
こういう白磁をシンプルに使いこなす、ストイックな暮らしぶりなら
お似合いだろうけれども、何しろ惚れっぽい三毛庵であるので、
一寸面はゆいのであるが、あ・・・と食いついた。

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こういうのんがあれば、いつでもどこでも硝子の盃の
お供をしてくれるのではなかろうか。
いや、九谷の赤絵細描やら色絵の個性の強い奴らも受け止めてくれるかも♪
(夏場清潔なつるっつるの磁器であることだし。)

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畳付きを見るとなかなかのタフガイであるのもうれしい。

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(高さ13.5cm)

あんまりね、これ見よがしにしゅっとした白磁にはなんだか
近寄りがたかったりするのだけれども、
実用に徹しつつものほほんとしたナデ肩で、見飽きない。
「1本あればいいんちゃうん?」というのんちゃんの声を尻目に
2本連れ帰ったのは、並べた様子が静物画のように綺麗だったから。
(まぁ、お好きな人にしてみれば、可也のお値打ち品であったのだけれども。。)

近ごろますます、人様は知らねども三毛庵的には何でもないようで
チョット違うんデス、的ふるものにこころを奪われる日々なのである。
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