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2020/02/02.Sun

過ごしかたについて (古伊万里色絵瓢箪文豆皿)

自分のブログを読み返すと、だいたい調子が悪いとか書いてあって、
格好悪いブログだなー、と苦笑するのだけど、ま、日記なんだからこんなものかとも思う。
だいたい私、絶好調なら庭なりなんなりやっていて、
余力はないけど何かしたい!っていうときにブログ書いているからなー。
つまり今は、そう、余力はないのだ。。

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知り合いのお店にこれがあって、小さいのに細やかに描かれていることに
感心してじっとみていた。
たぶん気分はこんな感じで寄ってみていた、と思ふ。

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二つずつ成ってるのは瓢箪かな?私ちょっとへちまとの識別できないや、
などと思っていたら、実はいただいてしまったの。
ほいほいもらっちゃいけないけれど、でもありがたくいただくことも大事なときもある。
ものじゃなく、気持ちをくださったのだと分かっているときなど。

今日のような日は、手許で眺めて、そんなことを思い出したりする。

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庭には仕事が満載なのに、今日できたのは水仙を切ったこと(笑)。
今年は切るほどには咲いてくれなかったけど、球根が太りますようにと切った。
次にできそうなこととして、掛け軸を変えようと思いつく。
立春間近というのにやっと冬景色の図。
でも、切ってきた水仙の清新な香気とよく調和する。

するべきことってきっといっぱいあるだろうけど、私いろんなことを一度にできないので、
その時々の体力と優先度でひとつづつ出来れば満足することにしている。
優先度などもたぶん世間様とはズレてるんだろうけど、
そんなこと思っても不幸なだけですからね。

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去年処分品から可愛いのを選び、大きめの鉢に植えたプリムラが咲いた。
上手く夏越しして株がもこもこに育って、株分けすればよかったかもしれないけれど、
でも夏を越した株はひときわ可愛い!

(庭の記録↓)
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2020/02/01.Sat

ワールドくまちゃん2 (昭和の立ち熊ぬいぐるみ)

1月はちょっと無理をしたこともあり、すっかり余力をなくしている。
先週庭を見ていると、ヒヨドリがつがいでやってきて、あぁ小鳥の春になったのだと思う。
小鳥の邪魔をしないうちに庭仕事を済ませたいのであるが、どうにも動けない。
といって意欲だけはあるので、少し剪定をしたり、部屋の絵をかけ替えたり、
これぐらいはできるかな、ということを探してはごそごそする。

昔鬱だったころに意欲も希望も楽しみも感じられないということを
生きていないも同然だと思って以来、したいことはできるときにするのであるが、
意欲が戻った分、体力がついてこないというのはまぁ世の中そう都合よくはゆかないのであろう。
だけど、それでもいいけどね、希望はあるんだから。

私、ちょこっと目を傷めてしまいまして、、幸い当面は大きな支障はなさそうと分かったものの、
一日は、この先を思ってどうしたものやらとさすがに思い悩んだ。
けれど先のことを考える想像力には限界があるのか、次の日には今のうちに何をしようか、
そればっかり考えていたという(笑)。
悪いことは起こったら考えればいいや、それよか今のうちにあれを見ておきたいなー、、
とかほんまにあほやな。そんなんだから余力も使い果たすのだと言われたけれど。
(生きているうちにフェルメールを全部見る、みたいな大それたことぢゃないですよ、私の望みは。)
まぁでも自分の体も自然からの預かりもの、大事に使えということなのだろう。

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去年、アンティークフェアでのんちゃんが見つけたくまちゃん。

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左のワールドくまちゃん@のお友達だったので欲しかったけど、
目のあるものが滅びてゆくのはちょっと切なくていつも躊躇うのだ。
でも、帰りしなにもいちど見ると誰にも連れ帰ってもらえずにいて、
それならうちで、と結局連れ帰った。
くまちゃん2はすこしどすっとしているね。

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ものたちはいつかは滅びてしまうけれど、かつてこれを作った人、
これを大切にいとおしんだ人たちの記憶を留めて今も生きている。
私はいつか誰からも忘れ去られるであろうひとり故、そのことを忘れずにいたいから。
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2020/01/19.Sun

夜明けを待つ (和ガラス切子電傘)

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朝はまだまだ遅いけれど、冬至からひと月足らず、
立春も近づいて、夜が明けてくるのを楽しみに眺める。

梅に鶯の電傘は、市でみつけて嬉しく持ち帰ったもの。
(電球はいまどきなLED!だけど、コード類は使える状態だったのがまた嬉しく。)
夜が明ける前、ひとりだけの時間に点けて、ちょっと満足したりする。
忙しいとどこか心は干乾びてゆくのであるが、
朝ちょっとだけこんな時間があると、雨上がりの草花のように生き返る。

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ここの細工は松葉かなにかを模しているのかな?
今は何でも手に入る世の中だけれど、このようなものを今作るのは大変で、
ふるものってほんとうもったいないなぁ♪って思っちゃうよ。

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ちょっと夜中に目が覚めてしまったときには、こちらをつけてぼんやりしたりする。
(部屋の明かりをつけるとお金魚様たちが起きてしまいますからね!)
縁あって我が家にやってきたふるものたちは、ちゃんと現役!!
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2020/01/16.Thu

小さき椿、小さきお皿 (御深井豆角皿)

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銀葉椿が開花。
飛騨高山の朝市で買い、大きめの鉢に植えたせいか一年休んだけれど、
今年はいくつか花芽が付いた。
メタリックシルバーでぎざぎざの縁が覆輪の小さな葉っぱは、
茶花というよりガーデンプランツとして優秀であるが、
それほどの整形花でもない(特に初花は)花は、茶花的な魅力がある。
それはやっぱり、ふっくらと美味しそうな黄身餡みたいな蕊と
小さめで甘いピンク色の花びらのバランスにあるように思う。
でも、均整がとれているものを美しいと感じるのはわかりやすいけれど、
一見不完全なものに魅力を感じるというのはどのようなこころの動きなのであろう。
移ろいゆく四季のなかでの暮らしが関係するのかもしれないなどと思うけれど、
では、他国の美意識というものがどのように成り立っているか、そういえば考えてはみなかった。

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開き始めのころ、、蕾がほころぶのはよいものだ。
花が咲くと、それだけで一日満ち足りた気持ちになるなぁ。

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お正月に六花亭の紅白餅をいただく。

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お皿は瀬戸系の豆皿
御深井といっていいのかもしれないけれど黄瀬戸のような卯の斑が珍しい。
一枚一枚垂らし方が違っているのが愉しく、昔の人は小洒落たものを作るなぁ、と感心する。

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ちびっこなのに眺めて見飽きない。

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裏は四つ足がついていて抜かりなく、小さくともホンモノなのである。

(↓庭の記録)
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2020/01/11.Sat

花に願う (九谷色絵水仙文皿)

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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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庭の日本水仙がようやく蕾を伸ばし、寒に咲くクリスマスローズ、
ヘレボルス・ニゲル(去年の処分品)が咲き始め、どうにか冬らしくなってきたものの、
いったい日本の四季はどうなってしまうのだろう。

去年見つけて大事にとっておいた日本水仙のおを取り出す。
冬の越前や淡路島の水仙の群落は有名で、三毛庵も若いころ、
のんちゃんと淡路島に遊びに行ったことを思い出す。
九谷焼のこのおも、越前に近く、また茶道の盛んな地のやきものに相応しい。
これが好きなのは、ちゃんと花を描いているから。
本物らしく写実されている、というようなことではなく、これを描いた人は
自分の中に「花」とは何かをちゃんと持った人だという、そう信ずるに足る、何かがこれにあるからだ。
そういう三毛庵は「花」とは何か、上手く説明などできないけれど、
説明できないから、一生懸命花を入れてみたりするのだ。
そのような気持ちが、このおから伝わって、誰の作かも分からないまま手許に置いている。

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だけど、これだけの腕のある人が無名のはずはなかろうと、ずっと考えていて、
知人のところで、作行きが近しいように思うものを見つけた。
それは二代武腰泰山のものであった。
今度見てもらおうとは思っているのだが、九谷銘で若書きなんてあるのだろうか。


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別に作家が分からずとも、このおが好きなことには変わりはないのだが、
願わくば、次世代に遺ってほしい、そう思うので、ちゃんと調べて書いておきたいものである。

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そのときにいくつか同じ作行きのものを譲っていただいたのであるが、
こちらは夏のお、芙蓉の仲間であろう。
草姿が柔らかくて、三毛庵には花トロロアオイみたいに見えるけどね。

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こういうものを見つけると、まだまだ学ぶことって多いなぁ、って嬉しくなる。

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こっちはこんな九谷銘。

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こちらは、初代徳田八十吉の半端のお。のんちゃんから拝借。

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柘榴が品よく描かれていて、やっぱり此の頃の人にはまだ、
吉祥文に対する文化の連続性が保たれていたのだと思う。
今の人にはなかなか描けない画。初代八十吉は文人だなぁ、とやっぱり思う。

さて、年が明けて自分の抱負はないけれど、
陛下が願われる通り、三毛庵も世界の人々の平和を願います。
もはや戦前というような世の中だけに、切に願います。
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