2017/06/11.Sun

梅雨入りの庭で (色絵金彩河骨文印判皿)

いつも行くホームセンターには、メダカ池用の水生植物が色々とある。
燕子花なんかもあったりして、おぉ、家の池に燕子花が咲いたらすごいなー、
と眺めているのである。
ちょっと気になっているのは河骨(コウホネ)で、
家のなんちゃって池でも咲くのかな?と横目で見ている。

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その、河骨と思しき文様の印判を見つけた。

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この頃の金彩の印判は、なんといえばよいのか
粗末と言っては失礼だが、金彩に反比例するようにちゃっちい感じのものが多い。
このおも金彩のほかは、薄い水色と翠色の釉薬がさっと塗ってあるだけで、
まぁ他愛ないことこの上ない。
そうなのだが、その薄っすらとしか使えなかった色絵を効果的に使って、
簡単なりにグッドデザインに仕上げているのに感心した。
アシンメトリーな構図もなかなか宜しい。
そう思って眺めていると、放置しておくのはなんだか勿体ない気がして、
たっぷり5寸はある使い勝手にも期待し持ち帰ることにした。

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印判は平日の慌ただしいご飯でも何気に手に取ることができ、
といって簡単おかずでも侘しい気持ちにはならないナイスなアイテムだ。
この日は鮭の端っこと納豆に長芋の短冊と、お手軽に食したが
実においしい晩御飯をいただいた。

春に生まれた子メダカは順調に成長して、1cmぐらいになったやつもいる。
(とはいえ、いくらか自然に淘汰されているのは、致し方なしか。。)
先日お友達が少し連れ帰ったが、それでもまだ沢山いる♪

のんちゃんが金ちゃん池で餌をやっていて、
「あれ?ここにも子メダカがいるよ!」

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皆さま、見えますでしょうか?画像の真ん中あたりにいる子メダカ。
見ると親メダカや金ちゃんが近づくと水草の陰に隠れている。。
ということで、都合2匹を子メダカ水槽に保護したのであった。

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先週は梅雨入り前に、と鉢植えのラベンダーを剪定した。
この辺りの庭はいかに夏を越すかが一番の課題である。

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三毛庵のゼラニウムコレクションのうち、
数少ない定価で買ったやつが咲いている、可愛い♪
あとの蚊蓮草やらローズゼラニウムやらはみんな処分品だったけど、
やっぱり綺麗に咲いている。
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ものたち | Comments(0)
2017/06/06.Tue

こころに響くもの (不染鉄展覧会&秦テルヲ展覧会)

ひと月後には、東京ステーションギャラリーで不染鉄の展覧会が始まる。

◆没後40年 幻の画家 不染鉄◆
平成29(2017)年7月1日(土)~8月27日(日) 東京ステーションギャラリー
平成29(2017)年9月9日(土)~11月5日(日) 奈良県立美術館

東京のパンフレットには、
「暮らしを愛し、世界(コスモス)を描いた。」とある。
なかなかよいキャッチコピーだ。

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いちおうパンフを載せてみたものの、不染鉄の絵は繊細でなかなか良さが伝わらない。
ご興味のある方は是非とも現物を見ていただきたいものである。

私が鬱を乗り越えて復職したのが平成20年(2008年)、
その年の今ごろに不染鉄の絵に出会い、病気を越えて目に映った
普段の暮らしの美しさが、そこに描かれているのに驚いたのである。
私は「絵は買うものだ」と知ったのであった。
念のためブログを漁ってみると(こういう時に日記というのは便利)、
2008年6月の記事にそのことを書いていた。
ずっと9年間、この展覧会を待ち望んでいたことになるが、
その9年は私が「絵好き」になって、自分なりに佳いと思うものを
少しずつ集めてきた9年間でもあった。
集めるというのは何か違うような気がする、、この絵と暮らしたい、と
切羽詰まって思ったものを傍に置いてきたのである。

9年というと、それなりに歳も取った訳で、
このごろは後先も顧みず絵やふるものを買うのはいかがなものか、と
世間一般のジョーシキが頭をもたげたりもする。
小市民なのである、肝が据わらない。
それでもやっぱり、いっときこれの主でありたい、
そう思うよな、絵やふるものが現れて、逡巡するのである。

不染鉄を知ってから、時折おじゃまする星野画廊さんから
展覧会の案内をいただいた。

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今年は秦(ハダ)テルヲの生誕130周年なのだという。
図録の表紙となっている「慈悲心鳥の唄」を入手され、
そのお披露目を兼ねての展覧会とのことで、さっそくおじゃました。
秦テルヲが本当の画家である、という認識はずっとあったが、
これまで実物をまとめてみる機会はなかった。
(京都国立近代美術館などで回顧展が行われたのが2003年であるので、
私が絵を買うようになる5年も前のことである。)
大正期の代表作の、闇の底から浮かび上がるような絵のイメージしか
なかったのであるが、結婚して子供が生まれた後半期の
(「慈悲心鳥の唄」もそれにあたる)仏画的な画も素晴らしく、
また、終戦の年に病死する直前に描かれた自画像には圧倒された。
これほど一生を通じ、目で見てこころで感じたものを
嘘偽りなく描き表わし続けるというのは、画家にとって並大抵のことではないと思う。

それにしても星野画廊さんは立派な図録を作られたものである。
秦テルヲについては、今は知ってる人はちゃんと知っているのであろうけど、
それでも損得を考えたら、こんなことはできないだろう。
絵を一枚買うにあたって悶々とする小市民な私など、
それで食べていくと肝を据えておられる
星野さんの爪の垢でも煎じて飲むべきかもしれない。
(いや、やっぱりそれは・・・勇気が要るな(笑)。)

「生誕130年 秦テルヲの生涯」 星野画廊
~2017年7月8日(土)  月曜・6/18(日)休廊
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絵のこと | Comments(0)
2017/06/05.Mon

腰掛けながら (昭和のスツール)

狙いすまして市にいったところで大した収穫などないものであるが、
ふらふらと彷徨っていれば、思いがけない出会いにときめいたりもする。
へーっ、こんなんあるんや、っていうの、愉しいのである。

のんちゃんが小さい椅子を見つけた。

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スツール、ってやつか。
布張りが、うちにあるのんちゃんの椅子@と同じ時代感で気にいって、
座り心地も上々であったので連れ帰る。
何処に置くのがいいんかな、と思っていたら、
埃を払っていたのんちゃんがキッチンに設置してくれた。

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台所仕事をだらだらとこなす三毛庵であるので、
鍋を掛けているあいだ、あるいはお湯が沸くまでのあいだ
ちょんと腰掛ける・・・実によい案配。
味気ない今出来のものを置くのはつまんないし、
といってこだわりの椅子を置くほどには頑張れない。
そのような三毛庵であるので、この腰掛けにはゴキゲンなのであった。

脚の高さもほどよくて、いかにも作業の合間に腰掛けるのに具合がよろしい。
気持ち良すぎて、勝手口の窓からの音や風、
向うに見えるリビングの様子、それらと一緒にぼんやりしてしまう。
ぼんやりしながら、迷い事やら何やらが浮かぶのであるが、
ここちよい、時を忘れるよな時に、やっぱりただぼんやりするのである。

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赤いスカシユリが艶やかに咲いた。
先週の嵐の翌日に咲き・・・

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今朝もう一輪が咲いた。
庭にたまにこういうお色、よいな。
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